派遣と請負の違い
「派遣」と「請負」の違いは、簡単にいうと指揮命令関係があるかないかの違いです。
「派遣」の場合、派遣スタッフは派遣先で具体的な指揮命令を受けます。
しかし、「請負」の場合は、請け負った事業主が自ら指揮命令をして業務を完了することに責任を持たなければなりません。
請負の場合は人材派遣のように禁止されている業務はありません。
例外もありますが原則的には自由に行うことができます。
請負でも自社の雇用者を依頼先の工事現場などに出向させて業務を行わせるという点では人材派遣と似ています。
2004年に解禁になった製造業への派遣ですが、ここでは以前から請負を装って派遣するという「偽装請負」が横行していました。
つまり事実上は請け負った事業主が指揮命令することなく、指揮命令権が依頼主にあったということです。
では、なぜこれが問題なのか?
派遣であれば、通常働いた分が時給計算され支払われますが、この場合業務が完了するまで無期限に働かされるということにもなりかねないわけです。
これが労働者保護の観点から大きな問題になっていました。
派遣に関しては日雇い派遣をはじめ、いろんな問題が取り沙汰されています。