日本の人材派遣会社誕生秘話
日本企業として日本で最初に人材派遣会社を設立したテンプスタッフの篠原欣子氏は、オーストラリアのある会社で働いているときに人材派遣というシステムの存在を知りました。
そして、帰国後テンプスタッフを設立。 しかし、当時はまだ女性が活躍するという時代環境ではありませんでしたから、苦労は並大抵なものではなかったことでしょう。
また、パソナを創業した南部靖之氏は学生時代に起業しました。
当時学習塾を経営していた南部氏は、塾に通っている子供たちの母親が、自分のキャリアやスキルを活かした仕事がしたくてもそれがかなわないという現状を知り、パソナを立ち上げました。
創業当時は「一時的」とか「臨時的」に必要とされる「テンポラリー」にちなんだ「テンポラリーセンター」という社名でしたが、その後「人」を表す「パソナ」という社名に変更。 その後も、南部氏は農業の活性化を目指すなど、常に時代を先駆けるビジョンを持つ人としても有名です。
1981年に京都でスタッフサービスを創業した岡野保次郎氏は、特に一般事務派遣に力を入れた営業戦略で業界売り上げ1位を獲得しました。
しかし、2007年12月、岡野氏が保有するスタッフサービス全ての株式をリクルートに譲渡しリクルートスタッフィングの社長である本原仁志氏が新社長に就任しています。
現在、日本における人材派遣業界は、大手6社がその売り上げのほとんどを占めています。
「外資系」の派遣会社の日本法人であるマンパワーやアデコ、親会社を持たない「独立系」のテンプスタッフ、パソナ、スタッフサービス、そして親会社が100%出資しているリクルートスタッフィングなどです。
リクルートスタッフィングはリクルートの子会社で1987年に創業されました。
派遣に関しては日雇い派遣をはじめ、いろんな問題が取り沙汰されています。